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ソラマメブログ › SL浪費生活 › ヘッポコSL空想小説 › 悪夢(その1)

2008年02月28日

悪夢(その1)

2030年2月28日(木曜日) 晴天 気温21℃ 湿度50%


今日も、朝日の眩しさに目が覚めた。

誰がなんと言おうと、SLの世界は、俺にとっての快適空間だ。もう、このまま一生を終えても後悔はしないだろう。

悪夢(その1)

夕べも、朝7時に天候目覚まし時計を合わせた。いつもと同じく、天気は快晴、気温は21℃、湿度50%にセッティングしてベッドに潜り込んだ。

雪景色を眺めながら目覚める日もあったが、気温零℃は俺の脳を萎縮させ、その日は1日中、どうも具合が悪かった。

悪夢(その1)

本格的なSLでの生活が始まって、もうまる2年になる。いや、その前から数えれば3年近くを過ごしている。

2028年2月16日、韓総書記の誕生日を祝う行事が盛大に行われるなか、北壌国はついに核弾頭を積んだアポドン3号を配備した。アポドン3号は射程距離6,000Km以上を実現し、ベイ国本土を直撃する能力を有するものだった。

コリントン・ベイ国大統領は、北壌国に対して最後通牒を突きつけ、韓総書記に翻意を促したが、最終兵器を手に入れた北壌国とって、何のメリットもない一方的な譲歩はあり得なかった。

悪夢(その1)

結局、ベイ軍が北壌国の首都・平朝を空爆した。北壌軍も7日間応戦したが、ベイ軍の圧倒的な戦力とIT技術を駆使した巧みな戦略に抵抗しきれず、最終兵器を使用する決断をしたのだった。


そして、RLの世界は核の闇に覆われた。

悪夢(その1)

                                                        (つづく)


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この記事へのコメント
パジャマと
寝癖(?)がっっっ☆

思わず今日の日付を確認したのはヒミツです…w
Posted by たださん at 2008年02月28日 00:11
いつも、コメントありがとうございまっす♪

戦闘機もカッコいいでしょ。ぜんぶSLでSSしたんですよ。うむ^^
Posted by た~さんた~さん at 2008年02月28日 00:25
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