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ソラマメブログ › SL浪費生活 › ニュース・情報 › SLとビューワーの進歩を考えてみた。

2009年06月21日

SLとビューワーの進歩を考えてみた。

SL が隆盛を極めていた07年当時を思い返すと、技術的な側面では依然として未成熟な段階にありました。SIM落ちやLOGIN不能な状況は決して珍しいことではなく、そうした事態は避けられないのだ、と半ば諦めていました。翻って現状をみると、こうした事故は滅多にみられなくなり、インワールドは極めて安定した状態に保たれています。これは、リンデンラボによる企業努力の賜物であり、正当に評価されるべきものだと思います。

多くのユーザーは、恐らくSLが未熟な段階でインワールドを体験し、不安定で混沌とした状況に失望し、満足感や充実感を得ることなく、去っていってしまった、というのが実情でしょう。

現在のインワールドの安定性を保証しているのは、SIMや資産を管理しているサーバーの大幅な能力向上、インワールドに接続するためのビューワーの長足な進歩、そしてユーザーが保有するPCのグレードアップであろうと想像されます。

特に、ビューワーの進歩は、数え切れないほどのマイナーチェンジと新機能の導入というかたちでユーザーにも実感されてきています。日本ではあまり利用頻度が高くないようですが、07 年の後半にはボイスチャットも導入され、それがアバター間交流の幅の拡大に貢献しました。また、インワールドの空や海の景色もよりリアルさを深め、美しい景観がPCを通じて体感できるようになっています。そして、なによりも大きな進歩はビューワーの不具合によるクラッシュが劇的に減少したことだと思います。

SL のプラットホームが充実したことにより、現在のユーザーは、07年当時と比較して、より多くの満足感と充実感を獲得していると推察されます。仮に、 06〜07年にSLを体験し、失望した元ユーザーがいまのSLへ戻ってきたならば、彼らのSLに対する印象は大きく変化し、再び活動したいと思うひとが多いかも知れません。

今回は、いわゆるサードパーティーのビューワーについて調べてみようと考え、多くの人たちの体験談をBLOG等を通じて拝見しました。しかし、上述のような経緯をみると、リンデンラボの開発したオフィシャルビューワーを総合的に上回るような高性能ビューワーが存在すると期待するのは無駄であろうと思い至りました。

実際、サードパーティーが独自のビューワーを開発する目的は総合的な性能の向上にあるのではなく、オフィシャルビューワーに存在しない付加価値を提供することにあります。具体的には、低スペックなPC でも操作し易いビューワーや、オフィシャルではまだ導入されていない物体の影を演出するビューワーなどです。しかし、これらのビューワーが総合的にオフィシャルよりも優れているわけではなく、低スペックなPC向けのビューワーの場合はある程度、画質や機能を犠牲にして成り立っている側面があるのです。従って、サードパーティー製のビューワーを使用する際には過剰な期待を抱かない方が無難です。

例えば、Shadow ViewerとKirstens Viewer(S17)は、オフィシャル・ビューワーでは未だ実現されていない物体の影を画面上に投影できる点で優れています。下に掲げた2枚のSSは、Shadow ViewerとKirstens ViewerでTFCの漁師村の景色を撮影したものですが、人物や建物の影があるのとないのとでは相当に印象が異なります。影をつけることによりリアリティーが増し、影のない部分の景色がより明るい世界として感じられます。

(Shadow Viewerによる影のある風景)
SLとビューワーの進歩を考えてみた。

(Kirstens Viewerによる影のある風景)
SLとビューワーの進歩を考えてみた。

SL では通常、家具や樹木などの影は影を模したプリムによって表現されていますが、固定されたプリム故に時間を追って影が動くことはなく、影を作ることによって余分なプリムを消費しなければなりません。この点、2つのViewerは太陽の傾きによってリアルに影を表現でき、同時にプリムを節約することができます。

(Kirstens Viewerによるパラソルの影)
SLとビューワーの進歩を考えてみた。

しかし、今回使ってみてわかったことは、Shadow Viewerの場合、影を表示することに力点を置いた結果、全体的な画質が犠牲にされているという点です。オフィシャル・ビューワーの画質がハイビジョンとすれば、シャドウ・ビューワーの画質は受信状況が悪いアナログ放送のようです。

また、遠景を表示した場合、2つのViewerともに近くの物体には影が投影されるものの、遠くの物体の影は表示されないという欠点があるようです。

(Shadow Viewerによる遠景の撮影)
SLとビューワーの進歩を考えてみた。

さらに、Shadow Viewerで気になったのは樹木の表示です。樹木のテクスチャーに余計なドットが表示されるという現象から、青々とした緑がうまく再現されず、結果として景観を悪くしてしまいます。建造物に関してはそれほど目立ちませんが、テクスチャーの種類によっては同様の障害があるものと推測されます。

(Shadow Viewerで樹木を表示すると黒い斑点が現れる)
SLとビューワーの進歩を考えてみた。

一方、Kirstens Viewerは画質ではShadow Viewerに勝るものの、影の付き方に多少難があるように思います。とりわけ、アバターでは上半身部分の影が鮮明な反面、下半身の影が表示されにくい、あるいは表示されないことがあり、非常に不自然な印象を受けます。

(Kirstens Viewerによる人物の影は上半身のみになることが多い)
SLとビューワーの進歩を考えてみた。

最も、大きな問題はShadow Viewerによる影は静止画像でみるとリアルさを強調してくれますが、一旦、アバターが移動し始めると、チラチラとしたノイズのように感じられ、常時使用のビューワーとして選択する気になれないことです。その点で言えば、Kirstens Viewerにはそうした欠点がみられず、好みの問題はあるでしょうが、総合的にShadow Viewerよりも勝っていると思います。

最後に、結論めいたことを言うならば、いまのところ、サードパーティー製のビューワーは用途に応じて使い分けるしかなく、そのメリットと同時に、デメリットもあるということを理解しておく必要があります。




◎“Shadow Viewer”のダウンロードはこちら。
http://my.opera.com/boylane/blog/shadow-viewer-1-23-windows-and-linux

◎“Kirstens Viewer(S17)”のダウンロードはこちら。
http://kirstenleecinquetti.blogspot.com/

◎その他のサードパーティーのビューワーに関する情報はこちら。
http://wiki.secondlife.com/wiki/Alternate_viewers


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Posted by た~さん at 00:05│Comments(0)ニュース・情報
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