SL浪費生活

いま、米国では「アラブの春」革命に影響を受けて、「ウォール街を占拠せよ」運動が展開されているそうです。

9月17日、自らを「99％」と名乗る1000人を超えるひとたちが、「1％」の人々の象徴たるウォール街をデモ行進。「1％」は少数による富の独占と企業社会を象徴しており、「1％」の強欲と腐敗に抵抗することを目的とした運動だそうです。

この運動が、非暴力を旨としているのは幸いなことですが、同時に、何か危うさも付き纏います。

経済学者のジョゼフ・スティグリッツ、オノ・ヨーコ、女優のスーザン・サランドン、映画監督のマイケル・ムーアなど著名人が賛同の意を表明しているのはいいのですが、ヘッジファンドの大御所であるジョージ・ソロスまでがこの運動に賛同していると知って、正直、た～さんは意味がわからなくなりました。

この運動は、いまや全米に広がり、国境を越えてきています。先日には、「東京を占拠せよ」運動も展開されたとか。そして、SLにも運動拠点があるそうで、今日はそこへ行ってきました。



「ウォール街を占拠せよ」の看板の隣には「SLを占拠せよ」との看板が。。。

「SLを占拠せよ」とは、ますます意味がわかりません。SLは少なくとも富や強欲の象徴ではないはずです。

「ウォール街を占拠せよ」運動の特徴は、運動主体の多様性とソーシャルメディアによる下からの革命、だそうなので、ソーシャルメディアたるSLに拠点ができること自体は理解できるのですが。



08年のリーマンショックで米国の金融資本主義が破綻し、それを救済するために米国政府は血税を使って金融機関や大企業に巨額な資本注入を実施しました。にもかかわらず、米国景気は一向に回復せず、雇用情勢は厳しさを増すばかり。加えて、連邦財政が危機的状況に陥っている状況では庶民の怒りが昂じるのも無理からぬことです。

ちょっと待て！これって、一昔前の日本と同じですね＠＠

やはり、SLで「東京を占拠せよ」運動をやりましょうか!!!




◎「ウォール街を占拠せよ」のSL拠点はこちら。
http://slurl.com/secondlife/Flagg/222/68/95